最近、パパへのモラハラ(モラルハラスメント)に悩む声が増えてきています。
「自分が悪いのかも…」と感じてしまい、誰にも相談できずに抱え込む人も少なくありません。
でも、あなたの感じている「生きづらさ」は決して気のせいではありません。
この記事では、モラハラへの冷静な対処法をまとめます。
モラハラとは?線引きを把握する
- 意見や人格を否定する言葉(「役立たず」「何もできない」など)
- 必要以上に監視・干渉する行為(スマホのチェックや行動制限など)
- 無視や過度な怒りを繰り返す態度
👉「注意」や「アドバイス」との違いは、相手を支配・コントロールする意図があるかどうか。
この線引きを知っておくことが、最初の一歩になります。
対処法① 起こったことを具体的にメモする
モラハラは「そんなこと言ってない」「被害妄想だ」と言われがちです。
だからこそ、事実をそのまま残すことが大事。
- スマホのメモアプリ
- 自分宛のLINEやメール
- ノートに日時と内容を書く
👉「感情」ではなく「事実」を書くのがポイント。
例:「9月12日 21:00 夕食後に“お前は何もできない”と言われた」
対処法② 冷静に「どこが問題か」を伝える
感情的に反論すると「やっぱりお前が悪い」と言われがち。
そこで、淡々と事実+影響を伝えるのが有効です。
例)
- ✖「なんでそんなこと言うんだ!」
- 〇「“何もできない”と言われると、努力を否定された気持ちになりつらいです」
👉 相手を変えようとするよりも、自分の感情を整理するために伝えるイメージ。
そして、一度伝えたあとは無理にその場で解決しようとしないのもポイント。
頭に血が上っていると、話は平行線になりやすいからです。
ちょっと外に出て深呼吸する → コンビニでスイーツや飲み物を買う → 気持ちを整えて帰る
実は私の妻もアイスには目がなく、これを買って帰ることでほぼ100%交渉や話し合いがうまくいきます。おそらく皆さんの奥さんもスイーツには目がない方が多いのではないでしょうか。こうした「クールダウンの習慣」を持つことで、次の会話も落ち着いてできるようになります。
お互いに冷静になれる“間”をとることは、実はとても効果的な対応法です。
対処法③ ひとりで抱え込まない
モラハラの厄介な点は、外から見えにくいこと。
でも、誰かに話すことで「自分だけじゃない」と実感できます。
- 信頼できる友人に軽く話す
- パパ向けオンラインコミュニティ(匿名OK)を探す
- 必要に応じて専門の相談窓口を利用する
👉 話すだけでも、気持ちが軽くなることは多いです。
まとめ
- モラハラは「支配・コントロール」が目的の言動
- 事実をメモに残し、感情ではなく「事実+影響」で伝える
- ひとりで抱え込まず、外に出す工夫をする
パパが弱音を吐いていい場所は、まだまだ少ないかもしれません。
でも、こうして対処法を少しずつ実践することで、心の余裕を取り戻せます。
あなたの存在は「家族にとって大切」だということを忘れないでください。



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